VR-09を初めてスタジオに持っていきました!【VR-09レビュー】

VR-09で楽しんでいますか?
今回、セッションがあったので、VR-09を初出動させました。
セッションといっても、とても小規模ですけどね(笑)

で、VR-09をスタジオで使ってみてとてもよかったのでそのレビューを書いてみたいと思います。
では、いってみましょう♪

1.どんな環境で使ったのか?

まず、どんな状態で使ったのかを知りたいですよね。
スタジオの大きさや状態で音は変わりますから。

今回のスタジオは7畳タイプの狭い部屋。
(狭っ(笑))

※BLスタジオ西大須の201号室です→スタジオ公式ページ

しかもベースがいないという…。
まぁ、急遽の募集だったのでしかたないです。
ドラムがいればなんとかなりますし。
(ヴォーカルもいないのですが、それはほぼデフォルトなので割愛します(笑))

ちなみにやったのは「けいおん!」の曲。
え?アニソン?…ってバカにする人もいるかもしれませんが、本格的な曲が多いから初心者じゃ雰囲気出すの難しいんですよ。

けいおん!の曲は大好きでセッションでよくやっています。

話がそれてしまいましたね(笑)
話を戻しましょう。
VR-09はスタジオでどうだったか。

2.VR-09スタジオでどうだったのかレビューしてみた

出音は最高?

まず、一番気になる出音。

これね…「もうよかったぁ~」って感じです。
最高!と言っても過言なくらい(過言かい(笑))
この価格帯でこの音がスタジオで出せれば全然OK。
ていうか、僕の中では最高♪って感じです。

なんといっても、家で鳴らすのとほとんど変わらなかったのがいい。
これ重要。

僕ね、ここ数年は、セッションで何台かシンセを変えて使ってきました。
Juno Gi→microARRANGER→microSTATION→TRINITYといった具合に。

けど家と出音が違ってなかなか苦労しました。
TRINITYは、元が高い機種なのでまだまともでしたが、それでも音が変わったなぁ。

microシリーズは、特に厳しかったです。
家でヘッドホンで聴く分にはいいですけどね。
スタジオだと、音がペタンコで弾いてて気持よくない。

その点、VR-09は本当に素直な音だからストレスフリーで助かりました。
このキーボードは弾いてて楽しいのがいい♪
今回、スタジオでの出音が一番心配だったけど、これだったらメインでガンガン使えるぞ!

VR-09の基本の音色の感想は?

ここで音色の感想もちょっと。
出音と言っても、音色でちょっと違ってきますからね。

ピアノはいい仕事をしてくれる音色

まずピアノ。
VR-09のピアノの音色はなかなかいいですね。ていうか、かなりいいかも。

バッキングということで音色はRockPianoを使いましたが、この音色意外といい仕事するんですよ。
楽器屋の店頭で触っていた時は、「RockPiano?しっくりこないな。やっぱGrandPianoVが一番♪」と思っていたんです。

だがしかし、RockPianoの音色もTONEつまみを左にひねってやると中域がいい感じに出てくるんです。
しっとりしつつ存在感が出てきて素晴らしい!
特にピアニシモの音がいいですね。
弱いはずなのにキラっと光る感じ。
ピアノを使う曲をもっとやりたいな。

[su_label type=”info”]サンプル音源[/su_label]

今回演奏したピアノを使った曲の音源です。
私のなんちゃらはホッチキス的な曲( ´∀`)
演奏の腕前は…置いておいて、サウンドだけ聴いてください(笑)
ちょっとTONEを左にしすぎたかも。
スタジオでこれだけの出音なら満足です。

ハモンドオルガンの音色はPCMシンセとは絶対的に違う心地よさ

VR-09のハモンドオルガンの音色もなかなかいいですよ。
切れがいいから、グルービーなバッキングも味が出ます。

グリスも気持ちいい!「ぐわん!」って感じにごきげんです。
鍵盤の発音ポイントが浅いからでしょうね。

そして、ロータリースピーカーの効きもいいし気持ちいいです!
これはPCMシンセでは味わえない気持ちよさ!

VR-09はドローバーが使えるのもいいですね。
スタジオの環境に合わせて、オルガンの音を即座に作ることができる。
これからは曲中でも効果的にドローバーで音色チェンジできるよう練習しよっと♪

[su_label type=”info”]サンプル音源[/su_label]

けいおん!で有名ななんとか時間と書いて、なんとかタイムという曲です(笑)
オルガンの音色に注目??
ヴォーカルとベースがいないから、なかなか聴きやすいですよね。
最後の最後、グリスの後のフューイン!みたいなのは、MFXつまみを捻って戻しています。
飛び道具が使えるのも素敵です!

その他に気づいたこと

操作面では、TONEつまみが使いやすいですね。
12時を中心に左にひねると中域ブースト、右でドンシャリなんですが、スタジオでは左ばかりですね。

ていうか、どの音色もちょっと左にひねって使いたくなる。
現場の環境によって即座に調節できるツマミが多いのは本当にいいです。

あとMFXつまみやD-BEAMといった飛び道具があるので、ここぞといった時にかっちょいいプレイができます。
(これパフォーマンス的に超重要(笑))

そうそう、便利だったのは、USBメモリーで音源再生できること。
Rolandの主要なシンセはD-BEAM同様この機能があるのですが、これが使えるんです。
「このフレーズって原曲ってどんなニュアンスだっけ?」といったことをみんなで確認できる!
これって個人的に超便利だったりします。

課題点といえば、音色チェンジ。
ちょっと手間取りました。「アレ?どのボタン押すんだっけ?」みたいな。
簡単な音色ならいいんですけどね。
ボタンの場所を把握しなきゃ。家で練習しなきゃね。

3.今回のまとめ!

VR-09は、スタジオでも大活躍してくれました。
とりあえず、あと5年はスタジオのお供にしたい気分ですね。

今回はベースがいなかったので、ベースが入った時にどれだけの存在感が出せるか?が見どころです(笑)

では、また♪


[vr09]

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